日常に潜む「1%の気配り」にハッとさせられた話。
皆さん、おはようございます!
テクノライズ代表の富田です。
前回のブログで、「お客様と一緒に100%の正解を作り、その上に私たちのこだわりである『1%』をそっと添える」というお話をさせていただきました。
自分自身へのプレッシャーを大いに高める内容でしたが(笑)、、、
今回は、その続きと言ってはなんですが、「じゃあ、日常の中にある『1%の気配り』って具体的にどういうことだろう?」と、
私が「ハッ」とさせられた2つのエピソードをご紹介したいと思います。
効率化の時代だからこそ響く、不器用な「直筆」
先日、インターネットである買い物をしました。
数日後、自宅に届いた段ボールを開けてみると、商品の横に一枚のメッセージカードが入っていたんです。
今の時代、自動化や効率化を進めようと思えば、いくらでも「直筆風のオシャレなフォント」で印刷したサンクスカードを大量に刷って同封することができます。
買う側も「あ、印刷だな」と分かりますし、それでも丁寧な印象は受けます。
しかし、そのカードに書かれていたのは、印刷ではなく本当の「直筆」の文字でした。
これって、効率やコストの計算だけを考えたら、ものすごく無駄で手間とコストのかかる作業ですよね。
でも、一文字一文字、丁寧に書かれたその文字を見た瞬間、受け取った側の気持ちはガラリと変わります。
「あぁ、自分のために、わざわざペンを持って、時間を割いて書いてくれたんだな」と。
荷物を開けた瞬間のこちらの笑顔を想像してくれた、その「相手を想う時間」そのものが、まさにマニュアルを超えた1%の添え物なのだと感動してしまいました。
展示会で、言葉を交わす前に差し出されたもの
もう一つ、以前に展示会を回っていたときの話です。
あちこちのブースを巡っているうちに、気がつけば両手には抱えきれないほどのパンフレットや資料。
腕がパンパンになり、今にも資料をぶちまけてしまいそうな状態で歩いていた時のことです。
特にその企業のブースで説明を聞いていたわけでも、足を止めていたわけでもありません。
しかし、通りすがりにある企業のスタッフさんが、私を見て、すっと笑顔で近寄ってこられました。
「良かったら、これ使ってください」
そう言って、自社のロゴが入った大きめの手提げ袋を差し出してくださったのです。
売り込みの言葉は一切ありません。ただ純粋に「手が塞がって困っている目の前の人間」を見て、その不便さを解消してあげたいという一心で袋をくれたのです。
袋の中には、もちろんその企業のカタログが綺麗に収まっていました。
もし、強引に呼び止められて「うちのカタログだけでも持って行ってください!」と言われたら、荷物が増えて困ってしまったかもしれません。
でも、あの時の「助かった……!」という感動と一緒に受け取ったカタログは、今でも「なんて素敵な会社なんだろう」と、鮮烈に記憶に残っています。
相手の「今」に寄り添う、不器用でスマートな1%
ネットショップの直筆の手紙も、展示会での袋の差し入れも、共通しているのは「相手の立場になって、今何が必要かを先回りして考えている」ということです。
これは、私たちが日々向き合っている仕事や、社内でのスタッフ同士のバトンパスでも、全く同じことが言えます。
図面を書くときに、「これ、次の製造の人が作業しやすいかな?」と考えたり、お客様と打ち合わせをする時に「この仕様の先にある、本当の困りごとは何だろう?」と想像力を働かせたりする。
効率やマニュアルをクリアすることは「当たり前の100%」です。
でも、人が本当に感動し、信頼を寄せるのは、その先にある「相手を想う1%」の工夫や優しさが出迎えてくれた時なのだと、異業種の素晴らしいサービスから改めて教えてもらいました。
私たちも、そんな「1%をそっと添えられる不器用で温かいチーム」であり続けたいと思います。
皆さんが最近出会った「嬉しかった1%の気配り」は、どんなことですか?
それでは、今週も頑張りましょう!

