3Dモデリングを依頼するなら?方法や気になる相場を解説

  

近年、様々な分野で活用されている3Dモデリング。

その3Dモデリングを依頼するなら、何処に依頼すればいいのか知っていますか?

今回は、3Dモデリングについて

・作成を依頼したいけれど何処に依頼すればいいのかわからない

・作成依頼の相場が知りたい

という方向けに、依頼先や費用の相場などを解説していきます。

これから3Dモデリングの作成を依頼したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

3Dモデリングを依頼する外注先は?

ここでは、3Dモデリングを依頼する外注先として3つの選択肢を紹介します。

具体的には以下の通りです。

・クラウドソーシングで依頼する

・専門の会社に依頼する

・個人デザイナーに依頼する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

クラウドソーシングで依頼する

クラウドソーシングとは、インターネット上でクライアント(発注者)とワーカーをマッチングするサービスです。

大勢のデザイナーの中から比較検討したい場合は、クラウドソーシングで外注するのがおすすめです。

例えば、クラウドソーシングサービスでワーカーを募集すると、応募してきたデザイナーの制作実績を見ながら選ぶことができます。

また、モデルだけではなく「ロゴ」「立ち絵」「オープニング&エンディング動画」などvTuberデビューに必要な素材をフルで用意してくれるデザイナーもいます。

依頼すればデザインや世界観の統一されたコンテンツを制作してもらえるので、デビュー当初から質の高い動画配信が実現できるでしょう。

さらに、企業や個人の有名デザイナーよりも安い金額で作成してもらえることも少なくありません。

なぜなら、自分たちが予想していたよりもはるかに安い金額で提案するワーカーも存在するからです。

また、納品物や支払いに関して何らかのトラブルなどがあった場合、クラウドソーシングならお互い同意の上で無料でキャンセルすることができます。

クラウディアで自分の予算や条件にマッチするワーカーを見つけましょう。

専門の会社に依頼する

予算が十分にあって、様々な要望に対応してもらいたいなら、3Dモデリングを専門にしている制作会社に外注することを検討しましょう。

なぜなら、専門の会社は3Dモデル製作実績を持っているのと、ノウハウのあるデザイナー集団を抱えているからです。

また、企業によっては3Dモデル作成後、アニメーション化やSNSの運用にも対応してくれる場合もあります。

専門の会社それぞれのホームページからコンタクトを取り、自分の予算や希望するサービスと見合うかどうかを判断して依頼しましょう。

個人デザイナーに依頼する

クオリティの高い3Dモデリングで製作してもらいたいなら、個人デザイナーに外注するのもおすすめです。

実は、本当にクオリティの高い3Dモデルを作成できるデザイナーは企業から独立して生計を立てている場合も多数あります。

個人デザイナーの実績を確認して、自分のほしい3Dモデルのイメージとぴったりならコンタクトをとるといいでしょう。

ただし、デザイナーもしくはマネージャーと直接交渉となるため、報酬や著作権などに関して、契約時には細心の注意を払う必要があります。

また、売れている個人デザイナーほど多忙であるため、仕事を受けてもらえるか、納期がいつになるかは事前に確認が必要です。

3Dモデリングを依頼するときに掛かる費用の相場は?

ここでは、3Dモデリングを依頼するときに掛かる費用の相場について、以下の3つのパターンを解説します。

・人物を作る場合

・人物以外(動物や既製品など)を作る場合

・ゲーム制作の場合

・オプション費用

それぞれを詳しく見ていきましょう。

人物を作る場合

キャラクターなどの人物を作る場合の費用相場は費用相場は5~100万円ほどです。

キャラクターの複雑さ、ディテールのレベル、アニメーションの要求度によって大きく変動します。

例えば、シンプルなデザインのキャラクターであれば、比較的低コストで制作可能ですが、複雑な表情や細かい動きを再現する必要がある場合、費用は上昇します。

また、特定のアクションや表情を加えるための追加作業が必要になると、さらに高額になることがあります。

実績豊富な制作会社や有名クリエイターに依頼する場合は、品質の高さを求める一方で、費用もそれに応じて高くなる傾向にあることを忘れないようにしましょう。

人物以外(工業製品や建築物など)を作る場合

工業製品や建築物の3Dモデリングにかかる費用は、一般的に5万円から数十万円の範囲で変動します。

工業製品の相場は、モデリングする製品の複雑性、精度の要求レベル、そしてプロジェクトの規模によって左右されます。

建造物の場合は、モデリングする建築物の規模や複雑さ、さらには求められるディテールのレベルによって左右されます。

単純なものや小規模なもののモデリングであれば比較的低コストで済むことが多いですが、精密なモデリングや大掛かりなものである場合は高額な費用がかかることが一般的です。

ゲーム制作の場合

ゲーム制作における3Dモデリングに掛かる費用の相場は、プロジェクトの規模や複雑さに応じて5万円から100万円以上に及ぶことがあります。

シンプルなキャラクターやアイテムのモデリングは比較的低コストで済む場合が多いですが、リアルなテクスチャや複雑なアニメーションが必要な場合は、費用が数十万円を超えることも珍しくありません。

また、大規模なゲームの場合、詳細な環境モデリングや多数のキャラクター制作が求められるため、費用はさらに高額になる可能性が高いです。

制作する3Dモデルの種類や品質、そして期間や工数によっても費用は左右されるため、正確な見積もりを得るには、具体的な要件を明確にすることが重要になります。

オプション費用

先にも少し述べましたが、3Dモデリングを依頼する際に、手を振る、頷くなどの設定を追加依頼したい場合はオプション費用が掛かります。

オプション費用は、3Dモデリングの複雑さや設定によって異なり、3~5万円程度が相場です。

アニメーション追加費用の相場は、簡単な動作であれば3~5万円程度、複雑な動作を付けたい場合は10〜20万円程度になります。

どの程度のオプションを付けたいかによって掛かる費用も変わってきますので、予算と照らし合わせながら考えましょう。

3Dモデリングを依頼するメリットは?

ここでは、3Dモデリングを依頼するメリットについて解説します。

具体的には以下の通りです。

・作成スキルを習得するコストが削減できる

・ハイクオリティに作成してもらえる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

作成スキルを習得するコストが削減できる

3Dモデリングを制作するにあたって、未経験者がオリジナルの3Dモデルの制作を0から学ぶには、膨大な時間を要します。

技術を学ぶには、数カ月単位の学習コストが掛かるでしょう。

ハイクオリティに作成してもらえる

プロのデザイナーに発注すると、自分の要望をできるだけ実現できるように作成してくれます。

3Dモデル制作に特有の難点をカバーし、ハイクオリティに仕上げてもらえるでしょう。

3Dモデリングを依頼するデメリットは?

ここでは、3Dモデリングを依頼するデメリットについて解説します。

具体的には以下の通りです。

・費用が掛かる

・自分の期待を100%実現してもらえるとは限らない

それぞれを詳しく見ていきましょう。

費用が掛かる

3Dモデリングを外注すると、数万円~数百万円の費用が掛かります。

3Dモデリングの制作には時間を要することも珍しくなく、膨大な工数を加味した費用設定がされているためです。

そのため、自分の要望を実現するのにどれくらいの費用が掛かるのかはあらかじめ考えておきましょう。

自分の期待を100%実現してもらえるとは限らない

自分の期待やこだわりを100%反映できない場合もあります。

見積もり当初に想定していたスケジュールをオーバーすると追加料金を加算されたり、無料で修正できる回数に制限が設けられたりしているからです。

期待していた内容と最終的な納品物に大きなギャップが生じないよう、自分がこだわってほしいところは全て指示書を介して詳細に説明し、どこまで実現可能かデザイナーとよく話し合う必要があります。

3Dモデリングを依頼するときに注意したいポイントは?

ここでは、3Dモデリングを依頼するときに注意したいポイントについて解説します。

具体的には以下の通りです。

・費用の安さだけにこだわらない

・実績を確認する

・用途をしっかりと伝える

・著作権の確認をする

それぞれを詳しく見ていきましょう。

費用の安さだけにこだわらない

3Dモデリングを依頼する際、制作費の安さに惹かれることは自然です。

しかし、それが最善の選択肢であるとは限りません。

価格が安い理由は、経験不足や必要なスキルの欠如にある場合が多く、最終的な品質に影響を及ぼす可能性があります。

実績を確認する

3Dモデリングを依頼する前に、候補となる制作会社や個人クリエイターの過去の実績を確認することが非常に重要です。

実績は、その業者の技術力やクリエイティブ性、対応可能な作業範囲を理解するための鍵となるでしょう。

用途をしっかりと伝える

3Dモデリングの依頼を行う際には、その用途を明確に伝えることが不可欠です。

例えば、ゲーム、映像制作、工業設計、教育用途など、使用目的によって求められる品質には大きな違いがあります。

打ち合わせの段階で具体的な要望を伝え、必要であれば参考になる資料やイメージ画像を提供するといいでしょう。

著作権の確認をする

著作権は制作した側に帰属することもあります。

契約時に決めた用途や媒体でしかデータを使用できない場合がありますので、トラブルを防止するため、あらかじめ著作権や使用範囲については確認しておきましょう。

契約書に記載することや打ち合わせ時に確認しておくことが大切です。

まとめ

今回は3Dモデリングの作成を依頼したいと考えている方向けに

・3Dモデリングを依頼する方法

・3Dモデリングを依頼するときに掛かる費用の相場

・3Dモデリングを依頼するメリット、デメリット

・3Dモデリングを依頼するときに注意したいポイント

について解説しました。

これから3Dモデリングの制作依頼を考えている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。