『いのち輝く未来社会』の次は?
皆さん、おはようございます!
テクノライズ代表の富田です。
昨日(10月13日)、大阪・関西万博が半年間の会期を終え、閉幕しました。
多くの方が「万博ロス」を感じている今、会場だった夢洲がこれからどうなるのか、気になっている方も多いでしょう。
万博という大きな祭典は終わりましたが、この広大な土地には、すでに未来に向けた再開発の計画が描かれ始めています。
今回は、私個人が調べた情報をもとに、万博跡地の再開発の3つの大きな方向性をシンプルにご紹介します。
ただし、これらの計画は現時点の構想であり、今後の行政や事業者の判断によって変更される可能性があることをご承知おきください。
1.万博の記憶を伝える「レガシー」
万博が終わるとパビリオンのほとんどは解体されますが、万博のシンボルや理念は形として残されます。
例えば、象徴的な存在だった巨大な木造の屋根、大屋根リングは一部が保存され、夢洲の新しい景観として活用される予定です。
また、会場内の憩いの場だった「静けさの森」の樹木も、移植や保全によって公園として再整備される計画があります。
2.観光を牽引する「国際エンタメ拠点」
万博跡地は、隣接するIR(統合型リゾート)と連携することで、西日本最大の観光拠点へと大きく変わる計画です。
国内外からの集客を目指し、国際的なクルーズ船を迎え入れる大型クルーズ船ターミナルの建設も検討されており、
その他、サーキット場(モータースポーツ)、大型アリーナ・劇場、ウォーターパークなどの導入が構想されています。
これらの目玉施設に加え、上質な滞在を可能にするラグジュアリーホテルなども整備され、世界中から人を呼び込む
リゾート空間を目指すとのことです。
3.「未来」が続く「スマートシティ」機能
万博のテーマだった「未来社会」は、単なる展示で終わらず、都市機能として継承されます。
万博で実証された自動運転バスや、将来的には「空飛ぶクルマ」などの次世代モビリティ技術が、閉幕後も継続的に導入される予定です。
また、エネルギーや交通を最適化するスマートシティ技術が活用され、環境に配慮した持続可能な都市を目指すとのことです。
万博は一つの区切りを迎えましたが、夢洲はこれからが本番です。
私たちが万博で目にした夢や未来のビジョンは、この土地で一つ一つ形になっていくのではないでしょうか。
次に夢洲がどんな姿になっているか、楽しみに待ちましょう!