まだ夏?秋?9月の気温にまつわる話
皆さん、おはようございます!
テクノライズ代表の富田です。
今日からいよいよ9月ですね!
しかし9月に入っても、日中は汗ばむような暑さが続いていますね。
気象庁の定義では、9月、10月、11月が「秋」とされています。
カレンダーの上では秋ですが、体感的にはまだまだ夏、という方も多いのではないでしょうか。
特に近年の9月は、最高気温が30℃を超える真夏日となることも珍しくありません。
昔は「9月といえば過ごしやすい季節」というイメージでしたが、近年は「残暑」という言葉が当たり前になっています。
30年前と比べると、気温はどう変わった?
では、私が子供の頃はどうだったのか?
気象庁の統計データを見ると、日本の年平均気温は、100年あたり1.40℃の割合で上昇しています。
これは世界の平均よりも約2倍の速さで温暖化が進んでいることを示しており、特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。
このことから、単純計算では30年前と比較すると、日本の平均気温は約0.42℃上昇したことになります。
わずかな数字に感じるかもしれませんが、この気温上昇が猛暑日や熱帯夜を増やし、秋の期間を短くしている大きな要因です。
夏から冬?「秋」を感じない現代
「秋が無くて、夏からいきなり冬になっている気がする」という感じるのは私だけでしょうか?
日本の四季は、春・夏・秋・冬と移り変わるのが本来の姿でした。
しかし、近年は猛暑が長く続き、急に寒くなるため、秋の期間が短くなったように感じられます。
秋といえば、「紅葉」「食欲の秋」「読書の秋」など、さまざまな楽しみがあります。
しかし、気温が高いと紅葉の色づきも遅れたり、秋らしいファッションを楽しむ期間も短くなったりします。
このままでは、日本の豊かな四季が失われてしまうのではないかと、少し寂しい気持ちになりますね。
今年も短いかもしれない「秋」を大切に感じながら、過ごしていきましょう。